2024年9月11日 先輩の教え
仕事の上では、上司や部下を始め、取引先の会社などでも様々な世代との交流があります。そんな世代間の交流の一つに新人教育があります。
新入社員の教育を任されたAさんは、ある日、自分が新人だった頃に「教育ではこうして欲しかった」と思っていたことを振り返っていました。
思い返すと、口には出せなかったものの我慢してきたこと、本当はこうして欲しかったという願いなど、苦労した記憶が次々と頭に浮かんできます。
しかし、同時に、若かった時は厳しく感じた教育内容も、それらには価値ある教訓も多く含まれていたと、深く感じています。
そこでAさんは、先輩からの教えの中でも特に「後から効いてくる」と感じた普遍的な教訓に焦点を当て、伝え方を工夫しようと決意しました。
教育する側がためらってしまうと、後輩は貴重な知識やスキルを学ぶ機会を失ってしまうかもしれないと、Aさんは危惧したといいます。
「良い」と思ったことは、勇気をもって次代に伝えていきたいものです。
【今日の心がけ】
良いところを伝えていきましょう