2024年9月17日 力戦奮闘
本日は正岡子規の誕生日です。子規は34年という短い生涯の中で、俳句の伝統を守りつつ、革新をもたらし、俳句を近代文学として確立しました。
「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」という、誰もが一度は聞いたことのある俳句を世に残しています。
本名は正岡常規で、「子規」とはホトトギスのことを指します。結核を患い、血を吐いたことで、口の中が赤く血を吐くまで鳴き続けると言われたホトトギスと自身を重ね合わせ、子規という名前にしました。
若い頃は政治家を志していましたが、大学を中退後、日本新聞社に入社し、従軍記者となり、病を押して大陸に渡り取材に明け暮れました。
交友関係も広く、夏目漱石、森鴎外、日露戦争でバルチック艦隊撃破の際の参課を務めた秋山真之といった時代の寵児と、日本の行く末を語り合いました。
子規は様々な志を抱き、その生涯を全力で駆け抜けました。私たちも常にベストを尽くし、日々生活していきたいものです。
【今日の心がけ】
仕事にベストを尽くしましょう