2024年9月24日 愛の反対は
1979年にノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサは、貧しい人々のために一生を捧げ、多くの名言を残しました。
その一つに、「愛の反対は憎しみではなく、無関心だ」というものがあります。人は望まれていないと感じた時、深く傷つくものです。性別や年齢にかかわらず、誰かにとって必要な存在であることが、生きる力となり、支えとなるのです。
Tさんは、長年にわたり両親が経営してきた飲食店を引き継ぎ、10年が経過しました。引き継いだ当初は、経営方針の違いから父親と意見が衝突することもありましたが、父親が引退して以降は、母親が今もなお店を手伝ってくれています。
Tさんは、健康が万全ではない母親を働かせるのを心苦しく感じていましたが、店に貢献したいという母親の強い願いを尊重し、可能な限りその希望を叶えようと努めています。
経営者としての効率と利益を考えつつも、店にとって必要な存在であり続けたいという母親の願いに共感し、これからも商売を続けていこうと思うTさんです。
【今日の心がけ】
頼りにされる人を目指しましょう