2024年9月27日 うっかりを無くすには

すべきことは分かっていたのに、実行するのを忘れてしまったり、失敗してしまったりした時、「うっかり」という言葉で言い繕うことがあります。

こうした失敗の言い訳をする際の常套句にもなっている「うっかり」ですが、その語源は「浮かり」で、「日本国語大辞典』によると「何かに気を取られて不注意でいるさま」とあります。

人は一つのことに意識が集中すると、他のことについては意識が散漫になりがちです。「うっかり」するのは、記憶力が悪いのではなく、他のことに気を取られているために起こる現象のようです。

それを防ぐには、日頃からメモや付箋を活用し、いつも目に付く場所に貼ったり、携帯電話の通知機能を活用したりするのも一つの手でしょう。

また、気づいたことをその時々でサッと処理する習慣をつけることで、必要なタイミングで必要なことに気づけるようになります。身近なツールを併用しつつ、日頃の気づきを疎かにせずに過ごしたいものです。



【今日の心がけ】

気づきを疎かにせず実行しましょう