2024年10月1日 使い捨てと再利用
乳幼児期の子育てにおいて「おむつ」は必需品の一つです。
半世紀ほど前までは洗って何度も使用する「布おむつ」が一般的でしたが、近年では手軽さと衛生面から使い捨ての「紙おむつ」が主流となっています。
日本では、年間、230万トンもの使用済み紙おむつが焼却されており、これは家庭系可燃ごみ全体の約5%に相当します。また「使い捨て」である以上、必要とする期間は商品を買い続ける費用が常に発生します。
また、赤ちゃんに排泄物の不快感を与えないよう設計された「紙おむつ」では、感情表現に支障が出るとの説もあり、快適性や利便性を追求することによる弊害がゼロではないという点にも目を向ける必要があります。
こうしたことは「おむつ」に限った話ではなく、私たちの職場にも「便利になった半面で別の部分に支障を来している」ことがあるのではないでしょうか。
表面上では「良くなった」ように見えることでも、別の面から見ると「何かしら問題や課題が潜んでいるかも」という意識を持って仕事に臨みたいものです。
【今日の心がけ】
様々な角度から物事を見ましょう