2024年11月13日(水) 返事で意思表示を図る

本誌『職場の教養』を活用して朝礼を実施している会社の中には、挨拶の実習を励行している会社が多くあります。

「おはようございます」「ありがとうございます」などの挨拶の練習に加えて、「ハイ」と発声して返事のトレーニングをしている会社も多いようです。

職場において、挨拶は他者とのコミュニケーションを円滑にするために不可欠であるように、返事も重要となる場面が多々あるものです。

返事は大別して「反応」と「意思表示」の二種類が挙げられます。

一つ目の「反応」は、相手の呼びかけに対する合図としての返事です。二つ目の「意思表示」は、仕事を引き受けるかどうかなどの意思を示す返事です。

「意思表示」としての返事の前に、「反応」としてのレスポンスが相手に届かなければ、基本的なコミュニケーションを築くことは難しいのかもしれません。

人に呼ばれたら、間を置かずにはっきりと「ハイ」と返事をしましょう。そのような姿勢で仕事に取り組むことで、意思表示の機会を増やしたいものです。



【今日の心がけ】

気持ちの良い返事をしましょう