2024年11月28日(木) 挨拶の成り立ち

出社時には「おはようございます」、お客様が来店した際には「いらっしゃいませ」など、日々の業務で私たちは様々な挨拶を交わしていますが、言葉の語源や意味を知らずに使っていることも多いのではないでしょうか。

例えば、日中の挨拶である「今日は」は「今日は、ご機嫌いかがですか?」「今日は、よいお天気で…」など、「今日は」に続く後の言葉が省略されて、現在の形になったと言われています。

また、夜の挨拶である「今晩は」も同様で「今晩は、冷え込みますね」「今晩は、穏やかな夜で…」など、後に続く言葉が省略されています。

いずれも相手の調子を伺い、人間関係を構築するために挨拶が交わされてきたといってもよいでしょう。反対に気持ちのこもっていない形だけの挨拶では、円滑なコミュニケーションをとることは難しくなるでしょう。

本日の業務を通して、同僚、お客様、取引先など、関わるすべての人たちの幸せを念じて、丁寧な挨拶を交わしていきたいものです。

【今日の心がけ】

挨拶に思いを込めましょう