2024年12月3日(火) 新紙幣

今年の大きなトピックの一つとして、20年ぶりの新紙幣の発行が挙げられま
す。特に注目される肖像には、新たに3人の偉人が採用されました。

一万円札は、約500もの企業に関わったとされる実業家の渋沢栄一、五千円札は、女性の地位向上と女子教育に尽力した教育家の津田梅子、千円札は、破傷風血清療法を確立し、「近代日本医学の父」と呼ばれる細菌学者の北里柴三郎です。

発行されて間もない頃は、見慣れない新紙幣に違和感を覚えた人が多かったかもしれません。しかし、目にし、手に触れる機会が増えると、その違和感はやがて薄らいでいきます。

同様に、始めたばかりで慣れなかったり苦手に感じたりすることも、何度も関わるうちに、次第に好意的に対応できるようになっていきます。扱いづらいと思っていた道具も、使うごとに操作に慣れ、愛着が湧いてくるものです。

新しい物事に対して、過剰に苦手意識を持ったり、自分に合わないと性急に判断したりせず、じっくりと向き合って馴染んでいきたいものです。

【今日の心がけ】

新しいことに馴染みましょう