2024年12月18日(水) 会議のあり方
この秋に部署を異動したAさんは、部内の会議の進め方に対して、〈もっと効率的にして、時間を短縮できないものか〉と感じていました。
年末になり、仕事が立て込んでくると〈会議も大切だが、業務にかける時間を確保したい〉との思いに駆られ、ついに部長に進言したのです。
部長からは「私にとっては部員たちの意見を聞き、意思を確認する大切な時間なのだが、最近の会議は確かに長くなりがちだね。効率的に進められるよう、工夫してみよう」と返答があり、会議のあり方が見直されたのです。
それからの会議では、以前は当日に行なっていた資料配布が二日前になり、各自で目を通して、質問や意見を考えてから参加するスタイルに変わりました。
すると、的確な意見や良いアイデアが多く出るようになり、充実した議論がなされ、短時間のうちに会議の意見がまとまったのでした。
会議の目的が明確であるか、形式的になっていないか、会議の事前準備や時間配分などが適切か、今一度見直したいものです。
【今日の心がけ】
有意義な会議を行いましょう