2025年2月10日(月) 有望株

証券業界では、将来、株価が上がると見込まれる会社を「有望株」と表現します。この表現は一般化し、将来活躍しそうな若手スポーツ選手や社員にも使われるようになりました。

一般的に、株式投資は購入した株の価格が上がった時に売却し、利益を得ることを目的としています。そのため、利益の高い株を選ぶ意図が働くようです。

競技スポーツにおいても常に競争があり、将来的な優劣を予見する必要があるという点で、株式投資と共通しています。

会社において「有望株」という言葉が使われる背景には社内競争があります。しかし、会社は複数の人が協力し、長所を発揮し合い、欠点を補い合うことで、より大きな成果を生み出すために構成されています。

したがって、社員同士は単なる競争相手というよりも、協力する仲間であるといえるでしょう。個々の能力を最大限に引き出し、チーム全体の力を高めることが重要です。互いに協力し合い、より社会に貢献する働きを目指したいものです。

今日の心がけ◆ 互いに補い合いましょう