2025年2月20日(木) 心をつなぐ食事
総務省統計局の発表によると、2024年5月時点の、75歳以上の人口は2051万人以上で、前年同月と比べておよそ七十万人増えています。
年齢を重ねると、若いときのようには体が動かなくなるものです。食事においても、嚙む力や飲み込む力が弱くなり、味覚も衰えていきます。
「人生100年時代」と呼ばれる現代において、健康長寿を実現するためには、規則正しい生活と栄養バランスのとれた食事が大切です。
94歳の現役料理人である道場六三郎氏は、認知症の妻の介護と看取りを経験した背景から、高齢者向けのメニューを開発しています。
〈美しくおいしい料理は、食べる人に楽しく生きる力を与える〉という思いから、道場氏は食感・香り・味付けにこだわって試作を重ねています。高齢者施設の入居者にも試食をしてもらい、その意見を取り入れているそうです。
相手を思う仕事は、その心遣いが相手に伝わり、感動を与えます。日々の仕事でも真心を込めて、相手に幸福と生きる力を与えたいものです。
今日の心がけ◆ 真心を形にしましょう