2025年3月13日(木) 予期せぬアナウンス
私たちは感謝の思いをどれだけ言葉にできているでしょうか。 出張の多いA氏には、今でも忘れられない印象深いフライトがあります。
ある日、搭乗した飛行機が目的地に着陸後、 通常とは異なるタイミングでパイロットからアナウンスが流れたため、 A氏はイヤホンを外して耳を傾けました。
「お客様、本日で客室業務員の〇〇が最後のフライトとなりました。 長年にわたり、お客様に快適な旅を提供できるよう最善を尽くし、 我が社に貢献してくれた〇〇に、機長としてお礼を言わせていただきます。 ありがとうございました」
機内は乗客からの温かな拍手で包まれました。 A氏は心が温まり、このフライトを共にできたことが忘れられない思い出となったのです。
最後の仕事となった客室業務員は、この一件で今までの仕事に誇りを感じ、 他のスタッフとのつながりも強固になったのではないでしょうか。
こうした特別な場に限らず、日常の職場や家庭でも感謝の気持ちを伝えるときは、「ありがとう」と言葉にして伝えたいものです。
今日の心がけ◆ 感謝を言葉で伝えましょう。