2025年6月16日(月) 梅雨の恩恵

雨の多い時期を迎えています。湿気が苦手な人もいることでしょう。

この独特な時期を日本では「梅雨」と呼びます。梅雨は東アジア特有のもので、六月から七月にかけて吹く季節風がもたらす梅雨前線によって、長雨が続く現象を指します。

長雨を表現する言葉には様々な種類があります。例えば3月中旬から4月上旬にかけての「菜種梅雨」、秋の長雨を意味する「秋霖」、11月下旬から12月上旬にかけての「山茶花梅雨」など、季節を表わす雨の名称が多くあります。

洗濯物がなかなか乾かず、早く梅雨明けを待ち望む人もいるかもしれませんが、雨が多く降ることには恩恵もあります。

例えば、日本食に欠かせない米には雨が必要不可欠です。空梅雨で日照りが続けば、稲は育ちません。梅雨は田んぼに大量の水を供給してくれる恵みの雨であり、歓迎すべき季節なのです。

梅雨の時期に、感謝の気持ちを持って過ごしたいものです。

今日の心がけ◆ 梅雨の季節に感謝しましょう