2025年7月7日(月) もったいない

環境省の調べでは2022年の日本の食品ロスの量は、472万トンと言われています。そのうち家庭での食品ロスは全体の半分に当たる236万トンです。

まだ美味しく食べられるのに、産地から日本に輸送する過程で熟しすぎたり、傷ついてしまったりしたフルーツは規格外として廃棄されます。

フルーツを扱う株式会社ドールでは、これらを「もったいないフルーツ」と命名し「もったいないフルーツプロジェクト」を立ち上げ廃棄削減を目指しました。

例えば、規格外になったバナナを「もったいないバナナ」と称して選別。その中で、まだ食べられるバナナは加工工場で追熟したり、冷凍バナナやピューレ、パウダーなどの原料に加工したりすることで生まれ変わります。

このプロジェクトは他企業とのコラボレーション商品を多く生み出しました。また、食品基準に満たなかったバナナは肥料や飼料として役立てられています。

私たちも、まだ食べられる食品や食材を粗末にせず、もったいないという気持ちと共に、感謝を込めて食品をいただきましょう。

今日の心がけ◆ 食品を有効活用しましょう