2025年7月29日(火) サルスベリ

7月に咲く花として、濃いピンクのサルスベリを思い浮かべる人も多いでしょう。百日間咲き続けることから、「百日紅」とも呼ばれます。

サルスベリは、木肌がつるつるとしていて、猿が木に登ろうとしても滑ってしまいそうに見えることからその名が付いたと言われています。

Aさんの住む街には、道の両側に約四百本のサルスベリが咲いている並木道があります。普段は車で通り過ぎることが多いのですが、ある涼しい朝、その並木道を歩いてみることにしました。

木の下で花の一つひとつを観察してみると、縮れたようにくしゃっとした花びらが6枚付いており、さらに花びらの付け根は糸状になっています。それが枝先に塊となっているため、全体として大きな印象を与えていることに気づきました。

Aさんは、サルスベリの花をじっくり観察することで新たな発見をしました。私たちも普段何気なく見ているものをもっとじっくり見つめてみると、今まで気づかなかった新たな発見があるかもしれません。

今日の心がけ◆ 時にはじっくりと見つめてみましょう