2025年8月6日(水) 指示のあり方
集団で仕事を進めていく組織においては、依頼や指示をする人と、その内容を受けて実行・実現する人たちという二つの立場から成り立っています。
実際の仕事では、これら両者の役割を持つ人たちが、複雑に絡み合って進んでいくものですが、その初手である指示のあり方は特に重要でしょう。
中間管理職のTさんは、どちらかというと部下に細かく指示を出すタイプです。余りにも小さなことにまで口を出すため、部下たちに煙たがられていました。
見かねた上司から、少しは部下に任せるようにと注意され、その通りにしたところ、かえって仕事が滞るようになってしまったといいます。
原因は、上司であるTさんの「指示癖」にありました。教えられることに慣れていた部下たちは、自分で考えて仕事を進める力が弱くなっていたのでした。
このことがあってから、Tさんは仕事を任せることの重要性を痛感し、指示の方法を変えていったところ、部下たちの自主性も徐々に回復したのでした。
相手を信頼し、状況に適した依頼や指示のあり方を考えたいものです。
今日の心がけ◆ 信じたら任せましょう

