2025年10月27日(月) 日本の世界遺産

国連の組織であるユネスコが定める世界遺産のリストには、日本から26件が登録されており、その内訳は自然遺産が五件、文化遺産が21件です。

近年では、令和6年に新潟県の「佐渡島(さど)の金山」が文化遺産として登録されました。この遺産は鉱山採掘の機械化が進んでいた近世において、伝統的手法による生産技術と生産体系を進化させたことが評価されています。

他の文化遺産には、「北海道・北東北の縄文遺跡群」や「嚴島神社」「姫路城」など日本文化のルーツを辿れるものから、近代史を語る上で欠かせない「原爆ドーム」「富岡製糸場と絹産業遺産群」などが登録されています。

これらの遺産に触れることで、日本の歴史を肌で感じ、日本を作り上げた先人たちの生きた軌跡や積み重ねられた知恵の結晶を垣間見ることができるでしょう。

歴史を学ぶということは、私たちが生きてきたルーツを学ぶことにほかなりません。時には過去を振り返って、数多の人々が故郷を作り上げてくれたことに思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

今日の心がけ◆ 文化と歴史を学びましょう