2025年10月28日(火) 違って当たり前

今年三月の訪日外国人数は約三百五十万人に達し、前年同月比で一三・五%の増加を記録し、三月としては過去最高の数字を記録しました。

このような状況の中、主要な駅や空港、繁華街など、様々な場面で外国人旅行者の姿を目にする機会が増えたようです。異文化交流が活発になる一方で、文化や価値観の違いから、日本人との間に誤解やトラブルが生じることもあります。

国が違えば、そこで暮らす人々の価値観や習慣が異なるのは当然でしょう。違いを一方的に否定してしまえば、摩擦や不快感しか生まれません。互いが気持ちよく生活するには、相手の文化や価値観を理解しようとする姿勢が求められます。

この考え方は、国際交流に限らず、私たちの職場や日常生活にも当てはまります。人はそれぞれ異なる人生経験を持ち、世代、性別、職場でのキャリア、担当業務などによって、物事の見方や価値観は大きく異なります。

違いを対立の原因とするのではなく、多様性があるからこそ、新しいアイデアが生まれ、組織や社会が活性化していくのだと、前向きに捉えていきましょう。

今日の心がけ◆互いの違いを理解し合いましょう