2025年11月4日(火) 成功と成長

イベント会社に務めるAさんは、小学生を対象としたイベントに携わりました。

今回は秋の連休に、全国から50名ほどの小学生を募り、各学年混合の7名のメンバーでチームを編成し、山登りや屋内で体を使った競技に挑戦しました。

イベントの目的は、困難なことにチャレンジして、自信をつけてもらうことです。Aさんは、ある児童がチームで行なうボール競技に取り組んだ結果、僅差で敗れて、号泣する姿を目にして気づいたことがありました。

チームの目的が「優勝(成功)」であれば、そのチームは失敗したと言えるかもしれません。しかし、チームの目的を「個々の成長」と捉えるならば、皆で努力したすべてのプロセスには意味があったということになります。

しかもそれは、号泣した児童や他のメンバーの人生の糧になり、自信につながることにAさんは気づいたのです。

〈今、自分は懸命に仕事に取り組んでいるだろうか〉と自問したAさんは、改めて初心に返り、自己の成長を意識しながら仕事に向き合おうと決意したのでした。

今日の心がけ◆ 仕事を通して成長しましょう