2025年11月6日(木) 連帯感を高める
プロ野球の読売ジャイアンツの監督として、9年連続日本一という偉業を成し遂げた川上哲治氏は、練習前の日課として、監督、コーチ、選手、マネージャーなど、チーム全員でグラウンドのゴミ拾いを行なっていたそうです。
川上氏は著書の中で「一見つまらない作業だが、練習前のこうした集団作業は思いのほか、全員に日々の緊張や連帯感を生み、仕事への大事な心というものを蓄積していった」と述べています。
これはスポーツの世界に限らず、私たちの職場においても同じことが言えるでしょう。オフィスの清掃だけでなく、同じ部署のメンバーと食事をとるなど、行動を共にすることで連帯感が高まり、業務改善につながることも期待できます。
こうした取り組みは、先輩や後輩といった立場に関係なく、共に行なうことで連帯感が生まれてきます。一方で、例えば職場の清掃や整理整頓を行なう時に後輩社員に任せて、先輩が何もしなければ不足不満が生じます。
先輩が率先して行動し、職場の活性化につなげていきたいものです。
今日の心がけ◆ まず自ら動きましょう

