2026年3月4日(水)大切なスギやヒノキ

春先は花粉症の人にとっては辛い季節でしょう。
その主な原因といわれるスギやヒノキにも、 実は公益的な役割があります。
日本では、 戦時中や戦後の過度な森林伐採により一部の山地が荒廃しました。
その復旧や高度経済成長期に木材の需要が増加したこともあり、 日本の自然環境に広く適応できるスギやヒノキの造林が推進されたのです。
その結果、 日本の森林面積の約四割は人工林となり、それらは木材資源であると同時に、地球温暖化の防止や水源の涵養など、 多くの役割を果たしてきました。
花粉症の原因となるスギやヒノキは人工林ですが、 その背景には戦後復興や環境保全といった理由があります。
こうした経緯や歴史を知ることで、 不快な現象にも理解が深まるのではないでしょうか。
一方で、 花粉の飛散や季節の移ろいといった自然現象は、 人為的には変えられません。
必要な対策を適切に講じながらも、 その時期を前向きに受け止める気持ちを大切にしたいものです。


今日の心がけ ◆現象の背景を知りましょう