2026年4月15日(水)日常の恵み

道端や畑によく生えている草で、雑草として扱われがちな「なずな」という植物があります。
実が三角形で三味線のバチに似ていることから 「三味線草」 や 「撥草(ばちぐさ)」、さらには「ぺんぺん草」とも呼ばれるアブラナ科の一〜二年草です。
なずなは栄養価が高く、春の七草粥のひとつとして親しまれているほか、漢方薬 としても利用されています。
その生命力の強さは折り紙つきで、強欲な人が通ったあとは「ぺんぺん草も生え「ない」と揶揄されるほどです。
また、芭蕉が「よくみれば薺 (なずな) 花咲く垣ねかな」と詠んだように、どこにでもあるため目に入りませんが、実は可憐な花を咲かせる存在でもあります。 私たちの日常にも、なずなのように、あたりまえすぎて価値に気づきにくいものがあるのではないでしょうか。
水道や電気といった生活インフラはもちろん、靴や衣服も、なくなれば困ってしまう大切な存在です。
人や仕事においても同じことがいえるでしょう。
私たちの生活を支えている存在に改めて感謝の気持ちを深めたいものです。

今日の心がけ ◆支える存在を大切にしましょう