2026年5月27日(水)共感が導く成長

職場には様々な価値観や行動特性をもつ人がいます。
Aさんの班には十数名の社員がいて、働き方を観察すると、 それぞれの特徴が明確 に表われていました。
例えば、状況の把握が早く、段取りを的確に組み立てるBさんは、業務の進行がスムーズで判断に迷いが少ないため、適切に対応する場面が多くみられます。
一方で、慎重に物事を考える傾向のあるCさんは、決断に時間を要することがあるものの、仕事に粘り強く向き合い、最後までやり遂げる姿勢が特徴です。

こうした個々の特性を踏まえて指導してきたAさんでしたが、期待した成果にはつながらず、次第に育成の難しさを痛感するようになりました。
その状況を振り返る中で、Aさんは自分が部下の短所ばかりに目を向け、相手を変 えようとする意識が強くなっていたことに気づきます。
そこで、まず各人の状態をそのまま受けとめる姿勢を大切にし、関わり方を見直すことにしました。
その結果、部下たちにも徐々に行動面の改善がみられ、次第にチーム全体にも建設的な雰囲気が広がっていったのです。

今日の心がけ ◆ 相手の強みを見つめて活かしましょう