2026年6月4日(木)支えの結晶
金銭は生活を支える大切なものですが、決して自分一人の力では得られません。
入社1年目のBさんは、わずかですが賞与を受け取りました。
金銭という形の喜びを感じる一方で、金額の向こう側にある重みについても考えていました。
現代の賞与の制度は大正期以降に企業給与制度の中で整備されたものですが、その背景には、明治期の商家における奉公人への報奨金など、労をねぎらう慣行があったと指摘されています。
こうした背景を踏まえると、現代の賞与も、単なる臨時収入ではありません。
会社の業績はもちろん、上司や同僚の支え、取引先との関係、家族の理解と協力など、様々な力が積み重なった結果として支給されるものといえるでしょう。
Bさんは、購入を考えていた商品を思い浮かべながらも、「このお金は自分一人の力で得たもの ではない」と立ち止まりました。
そして、初めて受け取った賞与の一部を、両親への感謝の気持ちに充てることにしたのです。金銭の背景に思いを巡らせ、 感謝と節度をもって活かしていきたいものです。
今日の心がけ ◆感謝をもって金銭と向き合いましょう

