2026年6月5日(金)垂涎の的

「垂涎の的 (すいぜんのまと)」という言葉があります。
垂は 「たれる」 涎は 「よだれ」のことで、垂涎とは、よだれを垂らす様子を指します。したがって、この言葉は、多くの人がよだれを垂らして見つめる対象のことを意味します。 このことから、垂涎の的とは、多くの人が羨むほどの、何としても手に入れたい貴重な物のた とえとして、しばしば使われます。
もっとも、人には〈ぜひ欲しい〉と頭に浮かぶ物が、一つや二つはあるのではないでしょう か。
しかし、〈欲しい〉と思って手に入れたものの、結局はあまり使わず、放置したままにしているという人も、少なくないでしょう。
衣服であれ何であれ、どのような物であっても、それらは充分に活かして使ってこそ、その価 値が高まります。
仕舞い込んで使わずにいることは「死蔵(しぞう)」とも言われ、物を活かすことにはなりません。
「欲しい」と思ったときには、本当に必要な物か、それともただ欲しがっているだけなのかを自らに問いかけ、物を活かす生活につなげたいものです。

今日の心がけ ◆本当に必要か見極めましょう