2026年6月29日(月)失敗した時こそ

ある飲食店の店舗設計を担当している建築士のTさんは、同時に、店舗内のインテリアをコーディネートする業務も任されることとなりました。
「店舗に置く椅子やテーブルなどの什器は落ち着いた色にしてほしい」という要望を、お客様との打ち合わせでTさんは聞いていました。
しかし、家具を製作する業者への指示を誤り、予定よりも明るい色の製品が出来てしまったのです。
Tさんはまず、出来上がった製品をお客様に見てもらった上で、自らの過失を詫び、すぐに要望されていた色に作り直す旨を伝えました。
すると、「案外こちらの色の方が店舗の雰囲気に合っているから、このままでいいですよ」とお客様に言われ、作り直すことなく納品が終了したのでした。

怪我の功名ともいえる出来事でしたが、Tさんが何かしら理由をつけて言い逃れをしていた場合には、同じような結果にはならなかった可能性があります。
業務を進めていく上で、ミスや失敗は誰しも起き得ることです。
そのような時こそ、お客様に向き合い、誠実に対応していきたいものです。

今日の心がけ ◆真摯に業務を進めましょう