2026年7月6日(月)朝顔と人の輪
夏の朝、鮮やかに花を咲かせる朝顔は、涼やかな趣を感じさせます。
朝の光とともに開く姿は、 人々の暮らしに季節の移ろいを静かに知らせてきました。
朝顔は、今から1000年以上前に中国から伝わったとされ、長い年月を経て、日本独自の感性と結びつき、生活文化の中に深く根付いてきました。
日本最大の朝顔市として知られる東京の「入谷(いりや) 朝顔市」は、毎年7月6日から8日 に開催され、夏の始まりを告げる恒例行事として知られています。
入谷の朝顔は、江戸時代に御徒町周辺の武士による栽培から発展しました。
明治期には往来止めが行なわれるほど賑わい、変わり咲き朝顔が流行します。
その後、一度は衰退しましたが、戦後の荒廃した世の中を明るくしようと、昭和23年、地元の人々が協力して朝顔市を再興し、見事な復活を遂げました。
その歩みは、人と人とが手を取り合えば前へ進めることを教えてくれます。
朝顔市は、花を楽しむ場にとどまらず、朝顔とともに受け継がれてきた人の思いや絆、そし てつながりの力を、今も静かに語りかけているのではないでしょうか。
今日の心がけ ◆つながりを力に変えましょう

