2026年9月11日(金)先達(せんだつ)の足跡に学ぶ

敬意とは、相手の積み重ねに目を向け、その価値を知り学ぼうとする姿勢です。
ある日、Oさんは会合で、町内会の世話役を長年務めてきた先輩の話を聞きました。
先輩は若い頃から祭りの準備や子供たちの見守りを続けてきたといいます。
「特別なことはしていません。先達への敬意を忘れず、自分にできることを重ねてきただけです」と静かに語る先輩の姿が、Oさんの心に強く残りました。
その言葉からさんは、職場や家庭で当たり前と感じていることの多くが、 長い年月を経て守ら れ整えられてきたと強く感じました。
作業の手順や挨拶、 道具の置き場など日常の細部に、 先人の経験と工夫、人を思う心が込めら れています。
一方で、昔ながらのやり方に不便さや非効率さを感じることもあります。
しかし、その背景に目を向け、なぜそうなっているのかを理解しようとすると、そこには過去の失敗から得た知恵や、周囲への配慮があることに気づきます。
このように、敬意とは、丁寧な言葉遣いや形式だけではありません。
相手の歩みと積み重ねを尊重し、 学ぼうとする姿勢こそ、真の敬意ではないでしょうか。

今日の心がけ ◆支えてきた人々への感謝を深めましょう