食べるコトって大事なコト

こんにちは、ブランチェス広報委員会です!

秋を感じることが多くなってきたこの頃、食欲の秋とも言いますよね。ちょうどお腹が空いた夕方に夕食のことを考えていて、、、ふと、今日のテーマを思いつきました。きっとどんな園でも子どもの食事の悩みは尽きないし、同じなのでは?と。ということで、今回はランチタイムの様子をご紹介したいと思います!

Little World English Houseでは「いただきます!」のお歌も、もちろん英語ですよ。大事な部分はちょこっと日本語も入っています。こんな感じです。

お腹が空いて、空いて仕方がなくても、とりあえずお歌まではみんな必死に堪えて頑張ります(笑) 1歳児もエプロンを付けないといけないことを理解してくれて、お歌の途中でも構わず外れたことを先生にアピールしていました。そして、「いただきます」は日本語です。日本で暮らすので日本の食文化のこの点は外せません。

お歌が終われば、ご飯。スプーン・フォークをケースから出すのも自分で頑張るけども、難しい。そんな時に傍で見守りつつ、助けてくれる先生の存在は子どもたちにとって大きいはず。集団での生活なので、それぞれの行動の全てに時間をかけてあげられるわけではないですが、できる限り本人が納得できるまでさせてあげたいという先生の気持ちの葛藤も”保育士あるある”なのではないでしょうか(笑)

子どもたちが毎日元気に過ごすためにはしっかり食べることが大事です。食べることは生きることに直結します。その行為が段階を踏んで大人になっていくわけですが、スプーン・フォークやお箸を使えるようになる前には当然手で食べてしまいます。

先生たちは熱心な指導心から一生懸命に「手で食べないって言ったでしょう!フォーク使って!」と言いたくなるところですが、、、。そもそもの食事という行為に興味を示してもらえず、食べてもらえないという状況よりは前進したかな?と広い心で個々のペースに合わせて段階を上げていきたいものです。

さて、ご飯が終わり満足したところで最後にお片付けです。一所懸命に食べた結果、ご飯粒やヒジキ、人参、ふりかけの海苔等が顔・体中についています。美味しく食べた勲章ですね!

自由遊びの前に綺麗にする必要がありますが、ここで1歳児に問題発生です。おしぼりを出して顔を拭こうとすると「いやゃゃ~っ!」となります。「何故、子どもたちは顔を拭きたがらないのか?」 ― 私が思うに、美味しいご飯を食べてお腹いっぱい、幸せいっぱいのところに、なぜ突然冷たい布を顔に押し当てられるのかわからないからではないかと。ここで、鏡登場!「お米がついてるよ、ヒジキも付いてるからね。見える?」と一緒に鏡を覗き込むと、これまでの表情が一変。自分で顔を綺麗にして最後にニッコリ。納得するってとても重要なことですね。

大きくなっていけばそれぞれの意思もはっきりしてくるので、食の好き嫌いも出てきたり、手が上手く使えるようになればお箸の持ち方を練習したりします。

”食べることは生きることに直結する” 楽しく、美味しく、気持ちよく食べるためには、その都度越えなければならない壁はあると思いますが子どもたちが不自由なく大きくなっていけるように諦めず一緒に頑張りたいです!